カレーと豚汁に偏る炊き出し支援 ノウハウぎっしりの「虎の巻」完成

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吉川喬
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 倉敷市真備町などに拠点を置くNPO法人「災害支援団ゴリラ」(岡山市南区)が7月、災害時の炊き出しボランティアのガイドラインを作成した。調理方法ばかりでなく、準備から片付けまでの注意点を網羅。豪雨などの天災が全国各地で続くなか、いざという時の貴重な虎の巻となりそうだ。

 「被災者は野菜が不足して体調が乱れてしまいがちです」。30日、岡山市北区の公園で「ゴリラ」や「災害支援ネットワークおかやま」などが開いた炊き出しの研修会。「ゴリラ」のスタッフがガイドラインをもとに注意点を説明し、10人ほどの参加者が黙々と20人前の食事の準備を始めた。

 スタッフは「炊き出しメニューはカレーと豚汁になりがちです」という。メニューはホイコーロー、キュウリとツナの炒め物など計5品に定めた。手際よく調理を進めることは大事だ。「調理台は『食材カット』『盛りつけ』など、役割ごとに分けないと」。コンロの周りの風よけの設置など、炊き出し独特のポイントを解説していった。

 参加者の40代の女性は「初めて会った人たちとの共同作業には難しさもあったが、楽しかった。大人数向けの調理方法やコロナ対策など一つひとつ覚えていきたい」と話した。

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