女性初の棋士挑戦、里見香奈女流五冠を迎える5人の「試験官」

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佐藤圭司、北野新太
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 将棋の里見香奈女流五冠(30)が、女性初の「棋士」を目指して挑む棋士編入試験が18日、開幕する。「試験官」の若手棋士5人と月1局ペースで、対局し、3勝で合格。受験資格を勝ち取った戦いぶりから里見女流五冠の評価は高く、期待も大きい。試験官にとっても大きな勝負だ。

充実の「10勝4敗」

 「現在の公式戦において、最も良いところから見て10勝以上、なおかつ6割5分以上の成績を収めたアマチュア・女流棋士の希望者」。日本将棋連盟が定める、棋士編入試験の受験資格だ。条件を満たすには直近10勝5敗が目安となる。

 公式戦は主に棋士が出場するが、その多くで女流棋士やアマの出場枠がある。

 女流棋戦での活躍を評価され、女流枠で公式戦に出場した里見女流五冠は昨年7月23日から今年5月27日にかけて10勝4敗の成績を収め、受験資格を満たした。

 この10勝4敗への評価は高い。まず、10勝5敗の条件を10勝4敗と余裕を持って満たしたこと。次に、有力棋士に勝っていること。澤田真吾七段(30)は「鬼のすみか」と称される、強豪ひしめくB級1組順位戦に今年度から参戦しているし、池永天志(たかし)五段(29)は5月、第63期王位戦で挑戦者決定戦まで勝ち上がった。「この顔ぶれに勝ったなら試験無しで棋士になっても、おかしくない」と漏らす関係者も少なくない。

里見香奈女流五冠が、8月18日から棋士編入試験に挑みます。「試験官」を務めるのは勢いのある若手棋士5人。中には、プロを目指すきっかけの一つが、かつて里見さんにしてもらった指導対局だったという若手も。この5人全員に、どんな気持ちで対局に臨むのかをききました。

 加えて、関係者が高く評価す…

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