浜田、持ち味発揮した六回の攻撃 岡主将「大阪桐蔭と対戦したい」

酒瀬川亮介
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(13日、第104回全国高校野球選手権大会2回戦 有田工3-5浜田)

 単打を連ね、機動力も絡める。六回。浜田の攻撃に持ち味が凝縮されていた。

 その中心にいたのは、無死一塁で左打席に立った主将の岡海善。相手右投手の真っすぐを柔らかい打撃で左前へはじき返す。一塁走者・上田翔大が一気に三塁へ駆ける。そして、岡も左翼手から三塁への送球間に二塁を陥れた。次打者・高木(たかき)和輝の一、二塁間を抜く安打で、上田に続き、岡は生還した。勝ち越しの2点が入った。

 岡は島根大会5試合で打率5割2分6厘、打点10といずれもチームトップの成績を残した「ここぞの場面で頼りになる男」。「死ぬまで野球をしていたい。野球の正解を見つけたい」という意欲がプレーに表れている。

 新型コロナウイルス感染の影響で、組み合わせ抽選は自分でくじをひくことができず、オンライン中継を見守るしかなかった。それでも、「試合ができることに感謝しかない」。積極果敢な姿勢で2004年以来となる夏の勝利。まだ戦いを続けられる。主将の願いは、強豪・大阪桐蔭と対戦すること。「どのくらいレベルの差があるか、比べてみたい」とどこまでも貪欲(どんよく)だ。(酒瀬川亮介)