審判「この試合ができたのは奇跡」 集団感染乗り越えた浜田が勝利

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13日、全国高校野球選手権大会2回戦 有田工3-5浜田

 新型コロナの集団感染で出場が危ぶまれた浜田が、前回出場した2004年以来の勝利を挙げた。

 島根大会が終わった後、メンバーの大半が感染。7月末から約10日間、チームで練習ができなくなった。在宅療養の中で何ができるか。二塁手の高木和輝は「人のいないところで走った」。先発した波田瑛介は「YouTubeの有田工の動画をLINEで共有した」。電話で少しでも出場できる可能性はあると励まし合った。

 全体練習が再びできたのは2日間ほど。練習不足の中でも浮足立つことなく、持ち味のつなぐ打撃と機動力を発揮。六回には4安打を集め、好走塁を絡めて3点を奪った。

 試合が終わって整列したとき、審判から「この試合ができるのは奇跡」と言われた。2番手で投げた森井空翔は、その言葉を聞いて「本当に感謝すべきだし、本当に奇跡だ」と思ったという。