洗い出した智弁和歌山のデータ 国学院栃木、極端な守備シフトの裏話

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津布楽洋一
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 (13日、全国高校野球選手権大会2回戦 国学院栃木5―3智弁和歌山)

 第104回全国高校野球選手権大会で、国学院栃木が金星を挙げた。13日の2回戦で大会連覇を狙った智弁和歌山と対戦し、4投手の継投と勝負どころの集中打で5―3と競り勝った。栃木大会では作新学院の11連覇を阻み、甲子園でも常連校をはねのけた。3回戦は日程が順調に進めば16日。第2試合でベスト8進出をかけて九州学院(熊本)と顔を合わせる。

     ◇

 ピンチでも、国学院栃木は大胆に守った。

 2―2で迎えた三回表、2死一、三塁。智弁和歌山は左打者の武元一輝(3年)が打席に入った。

 遊撃手の長田悠也(2年)は、二塁ベースの後方に移った。遊撃の定位置には三塁手が入り、三塁ベース付近はがら空き。極端な守備シフトを敷いた。

 3球目。詰まった打球は長田の目の前に転がってきた。自らさばいて一塁に送球し、アウト。ピンチを切り抜けた。

 一見、賭けにも見える大胆なプレーだが、実は繊細だ。長田は言う。

 「データ班のおかげた」

 データ班は夏の大会直前まで…

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