輸入小麦価格、抑制へ 10月以降も据え置き軸に調整

有料記事

初見翔、田幸香純
[PR]

 政府は輸入した小麦を製粉業者などに売り渡す価格を抑制する方針を固めた。大幅な上昇が予想される10月の改定時に、現在の水準に据え置くことを軸に調整している。ロシアのウクライナ侵攻などを受けて進む物価高に対応する。財源は今後つめる。

 輸入小麦は政府がまとめて買い付け、製粉業者などに売り渡している。実際の買い付け価格をもとに、4月と10月に改定する。価格は今年4月から17・3%引き上げられ、過去2番目の高水準となっている。政府は「突出して急騰している状況であれば」抑制策をとる方針を示しており、関係者によると、抑制策をとらなければ現在より2割ほど上昇する見通しという。

 岸田文雄首相は15日に開く「物価・賃金・生活総合対策本部」で価格の抑制を指示する。具体的な方法は農林水産省を中心に月内に検討を進める。すでにパンや麺類など幅広い食品に値上げの影響が広がるなか、政府内では「これ以上の値上げは受け入れられない」との声が根強い。

 政府は輸入小麦の売買で出る…

この記事は有料記事です。残り363文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
今すぐ登録(秋トクキャンペーン中)ログインする

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません。

【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!