厚い投手陣の横浜、試合巧者の二松学舎大付 14日の甲子園見どころ

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 第104回全国高校野球選手権大会の14日の見どころをお伝えします。

横浜×聖光学院

 1回戦のスコアは横浜(対三重)も、聖光学院(対日大三)も4―2。ともに接戦を勝ち上がった。

 横浜のエース左腕杉山遥希は、9回を被安打6、無四球と制球力が光った。右腕鈴木楓汰も控えており、聖光学院の打線が横浜投手陣をどう攻略するかがカギになる。聖光学院は1回戦で1番赤堀颯が3安打、2番高中一樹は逆転本塁打を放つなど好調で、この2人の出塁で先手をとりたい。

 横浜は1回戦で4安打と打線が低調だったが、少ないチャンスをものにする集中力が光る。無安打だった4番玉城陽希、5番大坂啓斗らの奮起で投手陣を助けたい。

二松学舎大付×社

 初出場の社は県岐阜商との1回戦を大勝した。1番大西悠斗が4安打したほか、3~5番で計7安打と理想的な攻撃を見せた。下位打線も選球眼がよく、粘り強い。

 二松学舎大付は左腕辻大雅、右腕重川創思の両投手が、活発な相手打線をどう抑えるか。2人の継投のタイミングも注目だ。ロースコアの戦いに持ち込めば、3季連続出場の試合巧者ぶりが発揮されるはず。

 打線では1番親富祖凪人が1回戦で3安打と好調。積極的な打撃でかき回したい。

大阪桐蔭×聖望学園

 大阪桐蔭打線を聖望学園の投手陣がどう抑えるか、が見どころ。大阪桐蔭打線は初戦の旭川大戦の前半こそ、やや硬さが目立ったものの、六回以降、海老根優大、伊藤櫂人の本塁打や松尾汐恩の適時打などで底力を発揮した。

 聖望学園の右腕岡部大輝は能代松陽との1回戦を6安打、2失点で完投した。低めへの制球がよく、大阪桐蔭にも細心の投球で活路を見いだしたい。

 打線は1回戦で16安打を放ったが、大阪桐蔭の投手陣から大量点は望みづらい。少ないチャンスに犠打や機動力をからめて得点につなげ、接戦に持ち込みたい。