父とあこがれの阿波踊りデビュー 小学6年生がコロナ下でかなえた夢
吉田博行
【徳島】阿波踊りの有名連の一つ「悠久連」に所属する小松島市の小学校6年、田浦鼓太郎君(12)が、あこがれだった夏の阿波踊りで初めて舞った。父親の義文さん(58)も大太鼓役で初出演し、親子デビューを果たした。
鼓太郎君が阿波踊りと出会ったのは幼稚園の頃。お遊戯でリズムよく踊る楽しさを知り、「いつか本物を踊ってみたい」と夢見てきた。ただ、病院調理師の義文さんはお盆も忙しく、親子で阿波踊りを見に行く余裕はほとんどなかった。
コロナ禍で阿波踊りの中止や規模縮小が続いていた昨秋、転機が訪れた。
鼓太郎君の踊り好きを人づて…
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