「こつこつと真面目に」納豆づくり 37歳常務が取り組む大豆栽培

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ライター・神野泰司
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 安心安全な納豆を提供したいと、原料となる大豆の有機無農薬栽培に取り組む納豆メーカーがある。この大豆を使った納豆が商品化され、9月には初めての直売会が開かれる。

 茨城県土浦市にある「ひげた食品」の塙(はなわ)裕子社長(65)は17年前、急逝した父・日下田(ひげた)守男さんの後を継いだ。

 「真面目にやりなさい」という父の教えを守り、県産を中心に北海道や青森、長野産の大豆を使い、安心安全な納豆づくりを続けてきた。たれやからしも、化学調味料や保存料を使っていない特注品を付けている。

 だが大手をはじめとする他社も国産大豆を使う。さらに差別化を図りたいと考えて自社栽培に乗り出した。塙社長は「有機無農薬大豆を自社で作る納豆メーカーはない。安心安全のためであり、生き残りのためでもある」と話す。

 具体的に動き出したのは2019年。長男で常務の塙武仁さん(37)が、有機無農薬栽培の大豆を求めて全国の産地を訪ね歩いた。

 「いい豆はあるけど、値段が…

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