8強かかる明豊と愛工大名電の両監督対談 互いの印象や理想の展開は

奥正光、土井良典
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 2回戦で一関学院(岩手)に競り勝った明豊は、15日第3試合(午後1時開始)で愛工大名電(愛知)と対戦する。8強をかけた一戦を前に、明豊の川崎絢平監督(40)と愛工大名電の倉野光生監督(63)に互いの印象や意気込みをオンラインで語ってもらった。

 ――2回戦を振り返って

 川崎(明豊) 粘り合いの試合になり、後半よく粘ってくれた。投手陣は継投なので、マウンドに上がった瞬間から落ち着いて100近い力を出してくれた。

 倉野(愛工大名電) 八戸学院光星の強打にエースの有馬がつかまり苦しい展開だったが、想像以上にチーム一丸となって終盤に粘り、選手の自信になった。

 ――相手校の印象は

 川崎 一人ひとりの能力がすごく高く、色々な要素からチームが一つにまとまっている印象を受ける。第三者の目から見ても優勝候補に挙げてもおかしくないチームだと思っている。

 倉野 ここ数年非常にチーム力が向上して甲子園で結果が出ている。昨年の(選抜)準優勝を経験した選手もベンチに入っている。選手層が厚く乗りに乗ってるな、という印象。

 ――カギを握る選手、勝負のポイントは

 川崎 だれというよりは投手陣。どれだけ失点を防げるか。投手を含めた守りが九回のうち何回先頭打者を抑えられるか。そこにこだわりたい。選手の名を挙げれば牧野(二塁手)や、捕手の鈴木がどれだけ投手の良さを引き出せるか。

 倉野 粘り合いの試合になるだろう。後半の、投手を含めた守りがポイントになる。打撃の戦力はほぼ同じだと思う。最終的にはバッテリーを中心とした守りが大事で、キーマンは投手の有馬、捕手の藤山。

 ――理想の展開は

 川崎 リードされていてもいいので、食らいつける点差で終盤を迎えたい。前半から我慢して我慢して、何とかもつれながら後半勝負に持ち込みたい。

 倉野 複数の投手がいるので、どう対応するかは試合が始まった時にやるしかない。中盤までに競って、何点入るかはわからないが、最終的には1点勝負の競り合いになるだろう。

 ――意気込みを

 川崎 名門校との対戦は楽しみでワクワクしているし、生徒のモチベーションも上がっている。ここを越えない限り次はなく、高校野球は終わってしまう。泥臭く、しがみついて、という野球で何とか勝ちたい。

 倉野 ベスト8に名乗りを上げるというのは、非常にチームとしても指導者としても意義があること。選手には結果を意識せず、今まで通りのプレーができるよう準備させたい。(奥正光、土井良典)