モノづくりこだわった300点 熊本県伝統工芸展

堀越理菜
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 熊本県伝統工芸館(熊本市中央区千葉城町)で、開館40周年を記念した企画展「くまもとのいいモノ ほしいモノ」展が開かれている。

 同館は、工芸の伝統を生活にいかして守り残そうと、1982年に開館した。本展のテーマは「消費者をやめて愛用者になろう!」。宇城市松橋町出身の工業デザイナーで同館の設立にも携わった故秋岡芳夫氏(20~97年)が提唱していたことだ。

 会場には陶磁器や木工品、染織品など、県内の工芸家約70人のこだわりがつまった約300点が並ぶ。ほとんどが購入可能で、訪れた人は工芸品を手にとって、手触りなどを確かめていた。

 同館の青木優子さん(53)は「工芸品は、自然素材から作られ、最後は自然にかえる。SDGsにもつながる健全なもの作りだと知ってほしい」と話した。

 企画展は、10月10日までの午前9時半~午後5時半。月曜(祝日の場合は翌日)休館。入場料210円、高校生以下無料。問い合わせは同館(096・324・4930)まで。(堀越理菜)