ウクライナの惨状、押した95歳の背中 初めて参列「二度と悲劇は」

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石川友恵
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 77回目の終戦の日を迎えた15日。世代を越えた人々が約310万の戦没者を悼み、祈りを捧げている。戦争体験の記憶をつなごうとする人、悲劇が繰り返されないよう思いを新たにした人――。平和への願いは強まるばかりだ。

兄2人戦地から帰れず

 「これが最後のチャンスだと思った」。澤﨑(さわさき)卓兒(たくじ)さん(95)=広島県安芸高田市=は同日、日本武道館東京都千代田区)で開かれた全国戦没者追悼式に初めて出席した。参列する遺族のなかでは最高齢。「兄2人に会いたい」。そんな思いを抱き続けてきた。

 15歳上の長兄・進さん(享年34)と5歳上の次兄・源次さん(享年26)の2人が旧陸軍に所属し、ともに戦争で亡くした。

 当時、澤﨑さん一家は朝鮮半…

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