金正恩総書記とプーチン大統領が祝電交わす 解放77年、協力を確認

ソウル=鈴木拓也
[PR]

 北朝鮮朝鮮中央通信は15日、金正恩総書記が、日本の植民地支配からの朝鮮解放77周年を迎えた同日に、ロシアのプーチン大統領と祝電を交わしたと報じた。

 同通信によると、正恩氏は祝電の中で、「抗日大戦で結ばれた朝ロの友好は世代と世紀を継いで強固になり、発展してきた」と強調。「敵対勢力の軍事的威嚇と挑発、強権と専横を粉砕するための共同戦線で、両国の戦略・戦術的な協力や連帯は新たな高い段階に至っている」と伝えた。敵対勢力とは米国などを指しているとみられる。

 一方、プーチン氏は、かつて朝鮮半島を植民地支配した日本を相手に「共に戦った」ことで、「親善と協力の伝統は善隣関係を発展させるための強固な基礎になっている」と強調。北朝鮮とは今後も「総合的で建設的な関係を拡大していく」として、こうした努力が「両国の利益に全面的に合致し、朝鮮半島と東北アジア地域の安定強化に寄与することになる」との考えを伝えた。(ソウル=鈴木拓也)