高市経済安保相、秋葉復興相が靖国神社参拝 萩生田政調会長らの姿も

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 岸田政権となって初となる終戦の日の15日午前、高市早苗経済安全保障担当相、秋葉賢也復興相の2閣僚のほか、自民党萩生田光一政調会長小泉進次郎・元環境相らが東京・九段北の靖国神社に参拝した。岸田文雄首相は参拝を見送ったが、代理人が訪れて自民党総裁として私費で玉串料を納めたという。

 高市氏は記者団に「国務大臣 高市早苗」と記帳したと説明。「国策に殉じられた方々の御霊に尊崇の念をもって感謝の誠を捧げてまいりました」と述べた。玉串料は私費で納めたという。萩生田氏は記者団に「自由民主党政調会長、衆議院議員萩生田光一」と記帳したと説明。「先の大戦で尊い犠牲となられた先人の御霊に謹んで哀悼の誠を捧げた。恒久平和を改めて誓ってきた」と語った。

 靖国神社には、太平洋戦争などの戦死者がまつられている。戦争当時の指導者で、極東国際軍事裁判(東京裁判)で「A級戦犯」とされた14人が合祀(ごうし)されており、中国や韓国が閣僚らの参拝を問題視している。

 13日には西村康稔・経済産業相が参拝。自身のツイッターに「祖国を思い家族を案じつつ犠牲となられた英霊の安寧を心からお祈りしました」などと書き込んだ。これに対し中国外務省は「歴史問題への日本の政府の誤った態度を改めて示すものだ」と反発した。

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2022年8月16日0時11分 投稿
    【視点】

    ナショナリズムに関心がある私としては、終戦の日にこうした記事を見るたび、なぜ日本の国会議員は国立の戦没者追悼施設を作ることをきちんと議論しないのか、と思います。それを書き出すと眠れなくなるので、私が弊紙の論考サイト「論座」に昨年の今頃に書い