仙台育英、再び継投策で勝利 2年生高橋、終盤の3回無失点の力投

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15日、第104回全国高校野球選手権大会3回戦 明秀日立4-5仙台育英

 仙台育英は初戦の鳥取商戦に続き、継投策で勝利した。この日は4人のリレー。終盤3回を無失点に抑えた高橋煌稀の力投が光った。

 七回、2点差をつけられてのマウンドに2年生右腕は「少し緊張したが、今までやってきたことを信じて投げた」。自らの暴投もあって招いた2死三塁のピンチ。明秀日立の6番小久保のふところに141キロの直球を配して、一飛に打ち取った。「自分の武器であるストレートで詰まらせるイメージでした」。狙い通りの投球だった。

 就任5年目の須江航監督は、小刻みな継投策について「球速や球種の違う投手を、打者が慣れる前に起用することができる」と利点をあげる。どんな投手でも立ち上がりの難しさはあるが、「ウチの場合は、複数投手制を徹底して準備してきた結果です」と言い切った。試合中、どの投手の調子がいいかなどは、ブルペンで投球を受ける溝上勇人捕手の意見を聞く。

 宮城大会も含め先発が多かった高橋。この日は見事な火消し役を務め、「登録されている5投手は差がなく、みんな頼もしい」と、相乗効果を強調した。