「植民地支配」の言葉なし 韓国大統領の演説「日本と新たな関係を」

有料記事

ソウル=鈴木拓也
[PR]

 今年の「8月15日」の韓国大統領の演説は、日本への批判的な表現が影を潜め、未来に向けた協力を強く呼びかけるメッセージに終始した。5月に就任した尹錫悦(ユンソンニョル)大統領は、歴代大統領と比較しても際立って友好的なメッセージを発したと言える。

 韓国にとってのこの日は、日本の植民地支配からの解放を記念する日で「光復節」と呼ばれる。しかし、尹大統領は「植民地支配」という言葉を使わず、日本について「かつて我々の自由を取り戻し、守るために政治的な支配から抜け出さなければならない対象だった」と表現した。

 梨花女子大の朴元坤(パクウォンゴン)教授は「日本に対して植民地支配にも、帝国主義にも言及せず、価値を共有する隣国と定義した」と指摘する。

「自由」33回登場 尹氏の狙いは

 尹氏が強調したかった言葉は…

この記事は有料記事です。残り1283文字有料会員になると続きをお読みいただけます。