明秀日立に中国からの留学生 仲間は最高の存在、心通わす簡単な一言

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高橋健人
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明秀日立・卜子楓(ぼくしふう)内野手(3年)

 中国・上海で生まれ育った。

 小学2年で始めた剣道は2段の腕前だ。

 中学では上海大会の個人戦で2連覇をしたこともある。

 そんな剣道少年が中学2年の2017年秋、野球部の練習試合に出た。

 人が足りず、友人に誘われたからだ。

 投手がおらず、志願したら抜擢(ばってき)された。

 必死に投げていると、野手がそばで励ましてくれた。

 「剣道と違って1人じゃない」

 チームスポーツの魅力にはまった。

 試合後、明秀日立の金沢成奉監督の知人に声を掛けられた。

 日中交流を深めるため、同校への野球留学の誘いだった。

 日本の大学に通っていた母偉貞さん(52)に幼少期から日本語をたたき込まれ、言語の心配はなかった。

 「やります」。即答した。

 中学3年で推薦入試に合格し…

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