観光船事故の乗員・乗客か 知床半島沿岸で人骨発見 DNA型鑑定へ

平岡春人
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 観光船「KAZUⅠ(カズワン)」の沈没事故が起きた北海道・知床半島で14日、人の頭蓋骨(ずがいこつ)とみられる骨などが見つかった。北海道警斜里署が15日発表した。道警はカズワンの乗員・乗客の可能性もあるとみて、DNA型鑑定を行う。

 道警によると、14日午前11時40分ごろ、捜索ボランティアの漁業者らが、知床岬から南西約900メートルの啓吉湾付近に打ち上げられた骨を発見した。近くにはジーンズや白いスニーカー、女性用下着もあったという。骨などはボランティアが15日午前、署員に届けた。

 観光船事故では乗員・乗客計26人のうち、14人の死亡が確認されている。また北方領土国後島で2人、ロシア・サハリンで1人の遺体が見つかっており、ロシア側と引き渡しのための調整が続いている。(平岡春人)