ペロシ氏の後、初の訪台米議員団が蔡氏と会談 中国は新たな軍事演習

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台北=石田耕一郎、北京=冨名腰隆
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 ペロシ米下院議長の台湾訪問をめぐって中台関係の緊張が続くなか、マーキー上院議員(民主党)ら超党派の米議員団5人が訪台し、15日に蔡英文(ツァイインウェン)総統ら政権幹部と会談した。マーキー氏は米国の台湾支持に言及しつつ、台湾側にも慎重な対応を求めた。一方、中国軍は同日、台湾周辺の空海域で新たな軍事訓練を行ったと発表した。

 台湾総統府の発表によると、会談でマーキー氏は中台の緊張を念頭に、「不確定さが増す時期に、我々は台湾の平和と安定を保つために一層努力する必要がある」と語った。一方で、「どんな形であれ、不要な衝突を避ける道徳的な義務を背負っている」とも述べ、「台湾は自制と慎重さを示して欲しい」とした。

 これに対し、蔡氏は「中国が軍事演習を通じて地域の平和と安定を損ねている」と指摘。「台湾は今後も米国との協力を深め、インド太平洋地域の繁栄と安定に努めたい」と語った。さらに、台湾が高いシェアを持つ半導体産業に触れ、米国への投資を進めると強調した。

 総統府は今回、蔡氏が訪台議…

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