同性カップル「生産性ない」、杉田水脈氏が政務官 抗議や批判広がる
第2次岸田改造内閣で、過去に性的少数者をめぐる発言などが問題となった杉田水脈氏が総務政務官に、簗和生氏が文部科学副大臣にそれぞれ起用され、ネット上などで抗議の声が上がっている。当事者は政策への影響を懸念し、「差別を許さない姿勢を明確にしてほしい」と話している。
政府は12日、副大臣26人と政務官28人の人事を発表した。杉田氏は2018年7月発売の月刊誌「新潮45」で、同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」と行政による支援を疑問視する寄稿をし、批判を浴びた。
過去の発言へ「コメントは差し控えたい」
杉田氏は15日、朝日新聞の…
- 【視点】
このお二人のどこがどのように評価され、今回の人事に至ったのかを教えてくださるコメンテーターの方はいらっしゃらないでしょうか...。 過去のコメントから現在の回答に至るまで絶句でしかなく、どこに政治的手腕をみればよいのかさっぱりわかりま
- 【視点】
「不用意」というと、「ついうっかり」というニュアンスだが、杉田水脈氏のLGBTに関する発言は、確認されただけでも数年にわたり、複数回なされている。 『新潮45』2018年8月号においては、「LGBTのために税金を使うことに賛同が得られ

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