ウクライナに入った反戦の旅僧が一時帰国 故郷で感じる「心の機微」

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小島弘之
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 ウクライナ侵攻直前に現地へ入った旅僧で、石川県羽咋市出身の寺沢潤世さん(71)が、同市に一時帰国している。日本に避難してくるウクライナ人の支援が目的だ。過去にはロシアのプーチン大統領を現地の公の場で批判し、入国が禁止されたが、それでもなお、プーチン氏に対する批判を弱めることはない。

 日蓮宗系の日本山妙法寺の僧侶である寺沢さんは、侵攻前の2月17日にウクライナに入った。後に激戦地となるイルピンの道場を拠点に、首都キーウの教会の前で弟子と共に「南無妙法蓮華経」を唱え、うちわ太鼓をたたきながら街を行進した。

 侵攻後に山間部へ避難し、6月上旬にイルピンを再び訪ねると、道場の窓ガラスは割れ、街中の建物は爆撃で無残な姿に。民間人の虐殺があったブチャでは、数百もの遺体が仮埋葬された教会に行き、祈りを捧げた。

 その後、弟子の家族らが避難…

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