心に刺さった西谷監督の言葉 大阪桐蔭・吉沢はメンバーを外れても

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岡純太郎
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大阪桐蔭・吉沢昂記録員(3年)

 大阪桐蔭で副主将を務める吉沢昂(こう)君(3年)はムードメーカー。記録員としてチームを支えている。選手としてのベンチ入りはかなわなかった。でも、「ある言葉」で、仲間を鼓舞する。

 大阪府出身。「強い心と野球に対するハングリーさがある」。中学時代の指導者から太鼓判を押され、大阪桐蔭に入学した。

 今春の選抜大会では背番号18をつけ、外野手としてベンチ入りした。

 6月ごろ。大阪大会に向けたレギュラー争いが激しくなっていた。自分がメンバーとメンバー外の瀬戸際に立っていると感じていた。

 背番号を手に入れるためには結果を残さないといけない。しかし、練習試合で思うようなアピールができず、あせりが募った。楽しかった野球が、急に楽しくなくなった。

 「しんどいな」

 普段は仲が良く、結束も強い3年生。でも、自身の不調も相まってメンバーとメンバー外がバラバラになるんじゃないかと感じた。

 西谷浩一監督に提出する野球ノートに、不安な気持ちをぶつけた。

 西谷監督は、こんな返事をノ…

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