延期経て開催「大地の芸術祭」 250本のポールが示すものは

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大野択生
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 2000年にスタートした新潟県の「大地の芸術祭」。8回目となる芸術祭が、コロナ下での1年延期を経て開かれている。パンデミックや戦争といった混乱が続く中で開かれる芸術祭の新作を記者が訪ねた。

 大地の芸術祭は過去7回の開催を経て、作品数でも知名度でも、日本を代表する地方芸術祭の一つに成長した。

 しかし昨年に予定していた8回目の開催は、新型コロナウイルス感染症の影響で1年延期。会期も従来の夏季から、来客を分散させるため4~11月と長期に設定した。

 人の移動や観光にかつてない影響をもたらしているコロナ禍は、大地の芸術祭が第1回から見据えてきた、減衰する地方の未来に改めて問いを投げかけている。

 今回の総作品333点のうち、13カ国・地域の作家95組による123点の新作には、こうしたテーマを静かに考えさせる作品がある。

 人気のない廃屋が点在するエ…

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