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東京都医師会「入院は限界に近い」 高齢者の入院増、医療者の欠勤も

新型コロナウイルスオミクロン株

関口佳代子
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 東京都医師会は16日、定例記者会見を開き、都内で新型コロナウイルスの入院者が増え、受け入れの上限に近いとの見方を示した。連日2万~3万人の感染者が続き、医療者が濃厚接触者となって欠勤する事例が増え、高齢の感染者の入院が相次ぎ、人手がとられているという。

 都の発表によると、16日の都内の病床使用率は59・9%。確保の見込みがある病床7094床を、4247人が使っている。入院者は、第5波(4351人=2021年9月4日)、第6波(4273人=22年2月19日)でそれぞれ最も多かった時とほぼ同じ水準まで増えている。

 猪口正孝副会長は都内の現状について、入院者の75%が60歳以上で、介護に人手がとられ、労働力が足りなくなっていると指摘。感染が広がる中で、医療者が濃厚接触者になるなどして、「自分の病院や医師会の関係者に聞くと、10%程度が出勤できず、医療が縮小している」と述べた。

 猪口副会長は「一生懸命がんばってもこの辺ぐらいが(入院の)限界かと思っている。余力がない。これ以上感染者が増えないようにすることが大事だ」と呼びかけた。(関口佳代子)

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