8強に導いた投球、2人の偉大なOBに学んだ 愛工大名電エース有馬
18日、第104回全国高校野球選手権大会準々決勝 愛工大名電2-6仙台育英
エース、勝負強い5番打者として愛工大名電(愛知)を投打で甲子園8強に導いた主将の有馬伽久(がく)君(3年)が、チーム最後の打者となった。
18日の準々決勝、仙台育英(宮城)戦の最終回。二塁に飛んだ打球をさばかれ、一塁へ頭から飛び込む。懸命に伸ばした手よりも、ボールが先に一塁手のミットに収まった。快進撃を続けた愛工大名電の夏が終わった。
チームとしての8強は工藤公康さん(前ソフトバンク監督)を擁して4強入りした1981年以来41年ぶり。有馬君は、同じ左腕としてプロ野球界で通算224勝を挙げた工藤さんにあこがれた。周囲も「工藤2世」と期待を寄せた。
工藤さんの著書を読み、現役…
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