夏の甲子園、新設された準々決勝前の休養日 8強チームの受け止めは

安藤仙一朗
[PR]

 第104回全国高校野球選手権大会は17日、休養日だった。3回戦終了翌日の休養日は第103回大会で新設されたが、昨夏は雨天順延が重なって取り消されたため、実際に3回戦翌日が休養日となったのは今大会が初めて。準々決勝を翌日に控える8校はそれぞれ調整や休養に充てた。18日の準々決勝翌日は休養日となり、20日に準決勝、21日の休養日を挟んで、22日に決勝が予定されている。

     ◇

 3回戦2日目と準々決勝の間に設けられた休養日が初めて適用された17日、8強進出校の指導者らはどう受け止めたのか。

 前日16日に8強入りを決めた聖光学院(福島)の斎藤智也監督は、「連戦がないのは選手にとって相当大きい」と話す。これまでは3回戦2日目の勝利校は翌日が準々決勝だった。

 今夏が17回目の出場となる聖光学院の最高成績はベスト8。これまで4回の8強進出のうち直近の2回は3回戦と準々決勝が連戦になった。「配慮のある日程の組み方だと思う」と斎藤監督。

 同じく16日の3回戦を勝った大阪桐蔭は17日、打撃練習や投球練習を行ったという。西谷浩一監督は「しっかり準備ができる。ここまでの反省や課題を克服できる日だと思う」。

 前日、2年生エース直江新が完封した九州学院(熊本)の主将・園村慧人(けいと)は「連戦だと投手も野手も疲労がでる。対策も立てられるし、いい一日の『間』だと思う」と話す。

 15日に3回戦を突破したチームには中2日の間隔が空くことになり、近江(滋賀)のエース山田陽翔(はると)は「2日も空くのはすごくうれしい」。今大会は全3試合に先発し、計24回、376球を投げている。17日は投球練習はせずに疲労回復に費やしたといい、「時間がある分、良い調整ができる」と話した。

 全国選手権大会では2013年の第95回大会から準々決勝の翌日に休養日が設けられた。19年の第101回大会から準決勝翌日に、21年の第103回大会から3回戦最終日の翌日にも休養日が設定された。

 第103回大会は悪天候により過去最多、7度の順延(一部順延を含む)があり、休養日は準々決勝翌日の1日だけに減った。(安藤仙一朗)