ビールが進む、セルフ焼鶏 ディープで猥雑なムードでグビリ
柴田くみ子=ライター
■YONEZAWA鶏NIKUTEN(大阪)
韓国の雑貨や食品を売る店がひしめく鶴橋市場を通り抜け、商店街も終わりに差し掛かる頃、不意に現れるイマドキな立ち飲み風の店。カウンターの上で煙を上げているのは鶏肉だ。
ここは、焼肉スタイルで鶏を焼くセルフ焼鳥店。北新地で予約の取れない店として人気の『焼鳥YAMATO』の系列で、オーナーの川口伸さんが昔から可愛がってもらっていた『米澤精肉店』の跡を、仕込み場兼セントラルキッチンとして借り受けた場所。
カーヴには高級ワインが並び、熟成庫や研究のための最新機器など、あらゆる道具を備えた川口さんのラボでもある。
なので、食材は『焼鳥YAM…
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら