奈良市、旧統一教会関係団体の行事に名義後援4回 市長へ表敬訪問も

伊藤誠
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 奈良市は17日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の関係団体が運営するイベント「ピースロード」について、2019年から4年連続で名義後援していたことなどを同市議会観光文教委員会で明らかにした。西谷忠雄副市長は「過去にさかのぼって、名義後援の承認を取り消す準備を進める」と話した。

 北村拓哉委員(共産)が、旧統一教会や関係団体と市のかかわりについてただした。市は名義後援のほか、20年度と21年度、同イベントの実行委メンバーが仲川げん市長を表敬訪問したと説明。市長は面談に応じ、応援旗に激励のメッセージを記載したという。

 今後の対応について、西谷副市長は「名義後援を承認したことは不適切と判断した」として取り消す方針を示した。さらに、「旧統一教会や関係団体に対しては毅然(きぜん)とした態度で対応することが必要であり、関係をもつべきではないと考える」と述べた。(伊藤誠)