京都などで激しい雨、鴨川が増水 道路面が30cm隆起…通行制限も

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 気象庁によると、大気の状態が不安定になった影響で、近畿や北陸などで激しい雨が16日から降った。同庁は17日夜、大阪府茨木市付近で1時間に約100ミリ、京都府亀岡市付近で約90ミリの猛烈な雨が降ったとして、記録的短時間大雨情報を出した。

 京都市では、中心部を流れる鴨川が増水し、18日午前には茶色い水が勢いよく流れていた。市によると、左京区の東大路通の路面の一部が約30センチ隆起したため、18日に車の通行が一部制限された。大雨で下水管の水圧が高まった影響とみられ、復旧作業を進めている。また、同市西部を流れる天神川が氾濫(はんらん)危険水位を一時上回ったことなどから、18日午前11時までに右京区、左京区、西京区の最大2443世帯に避難指示が出た。複数の民家が床上と床下に浸水したとの報告も入っているという。

 気象庁によると、16日午後2時から18日午前10時までの総雨量は、京都市中京区で196ミリ、京田辺市で191・5ミリ。

 気象庁は石川県の一部に土砂災害警戒情報滋賀県などに大雨警報(土砂災害)も発令した。

 JR西日本は18日、大雨の影響で、金沢―大阪間の特急「サンダーバード」と、金沢―米原・名古屋間の特急「しらさぎ」の運転を始発から取りやめていると発表した。福井県の北陸トンネルで土砂流入があり、復旧作業を続けていたが、正午に運転を再開した。