仙台育英監督「失敗を全部回収する投球」 夏は初先発の斎藤蓉が快投

山田佳毅
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(18日、第104回全国高校野球選手権大会準々決勝 愛工大名電2-6仙台育英)

 丁寧に、丁寧に。宮城大会を含め、この夏初の先発マウンドに上がった仙台育英の左腕・斎藤蓉が、愛工大名電打線を封じ込んだ。

 一回の踏ん張りがリズムを生んだ。死球を与えて1死一塁。フルカウントから伊藤に3球、ファウルで粘られたが、気持ちを切らさずに攻め、変化球で二ゴロ併殺打に仕留めた。

 「走者を出した後が大事だと思った」と斎藤蓉。須江監督は「練習試合でさまざまな失敗をしてきた。それを全部回収して、学びに変えてくれた」とほめた。

 二塁を踏ませず、5回無失点。昨秋に背番号1をつけたこともある左腕は、7月初旬に左ひじを痛め、先発マウンドから遠ざかっていた。その悔しさを晴らす快投だった。

 4強入りは7年ぶりだ。「先があるので自分の投球をしていく」と斎藤蓉。選抜、選手権を合わせ過去3回あった準決勝で、仙台育英が負けた試合はない。(山田佳毅)