里見女流五冠の「試験官」は勝率9割超 徳田拳士四段、名前の由来は

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北野新太
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 将棋の里見香奈女流五冠(30)が女性として初の棋士を目指す棋士編入試験が18日、大阪市関西将棋会館で行われている。第1局の相手は徳田拳士(けんし)四段(24)。デビューから通算12勝1敗で勝率9割2分3厘。全棋士169人の中で勝率ランキング1位を走る若き実力者だ。

 負けられない緊張と必勝を誓う闘志が同居するような表情で「御上段の間」に入った。徳田四段にとっても大勝負となる一局。初手で飛車先の歩を突き、戦いを始めた。

 徳田四段は山口県周南市出身。2009年、羽生善治九段(51)や渡辺明名人(38)=棋王と合わせ二冠=らも名を刻んだ小学生名人に輝く。翌年、棋士養成機関「奨励会」入会。12年の修行期間を経て、今年3月に三段リーグを突破。四段昇段を果たし、山口県出身者として史上初の棋士となった。

 昇段への年齢制限である26…

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