「ベストテンの時はたいがい…」黒柳徹子さん、森英恵さんを悼む

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 森英恵さんが亡くなったことを受け、俳優の黒柳徹子さん(89)は18日、報道各社に向けて追悼文を発表した。

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 とても悲しい。私は森英恵先生にたくさんの素敵なお洋服を作っていただきました。森先生は美しい方でした。お作りになるお洋服は、女性的で、感覚的で、しかも品格があり、外国のどこに着て行っても堂々としていられました。

 ニューヨークにいた時、ワシントンに天皇陛下がいらっしゃって、大パーティーが開かれた映像を見たのですが、その時いらしていた外国の方々は、ほとんど森先生のお洋服でした。本当に、蝶(ちょう)が舞うように、美しかったです。昔、外国で1ドルくらいで扱われていたスカーフの蝶々を森先生がご覧になって、いつかこの蝶々を世界的にすると、決心なさったそうです。そして、世界に蝶は舞いました。

 私は森先生のお家で、世界中の有名人にお会いできました。ホロビッツとか、デザイナーのジバンシィとか、オードリー・ヘプバーンたちと一緒にディナーをいただきながら、笑い話をして、楽しい時間を過ごしました。フランスで日本人唯一のオートクチュールデザインを極められていた方なのに、いつも新しいデザイナーを推薦なさって、励ましていらっしゃいました。

 ベストテンをやってた時は、たいがい、森先生のお洋服でした。絶対に歌手の方と被らないし、森先生のイブニングは、立ってる姿がとても素敵だったからです。

 どんな時もお優しく、ユーモ…

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