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ビル・ゲイツ来日 感染症で死ぬ子を半減「2040年までに」と訴え

小宮山亮磨
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 マイクロソフト創業者で、社会貢献活動家として国際的な感染症対策に取り組んでいるビル・ゲイツ氏が来日し、19日、東京都内で朝日新聞など報道各社の取材に応じた。新型コロナウイルス感染症の影響で、エイズや結核などの死者を減らす計画が足踏みしていると指摘。政府による支援が必要だとした。

 ゲイツ氏によると、新型コロナの感染拡大以降、ワクチン接種の件数が2009年のレベルまで下がっているという。マラリアの死者が増える傾向にあるが、感染症などで死ぬ子どもの数を20年の500万人から半減させるという目標について「30~40年のどこかで達成できる」と語った。

 取材では「私はグローバルに多くの人を巻き込んでいるが、(一般の人も)少額の寄付で蚊帳を買ったり、ボランティアをしたり、身近にできることがある」「目の前で子どもたちがマラリアで死んだり、栄養失調になったりしたら助けるはずだが、問題はそれが遠い国で起こっていることだ」などと話した。

 ゲイツ氏は元妻と創設した「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」で感染症対策に取り組んでおり、18日に都内であった「グローバルヘルス・フォーラム」などに出席するために来日中。(小宮山亮磨)