ロシア艦隊司令部を無人機が襲撃、火災発生 ドネツク州では7人死亡

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佐藤達弥 ロンドン=和気真也
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 ロシア国営タス通信は20日、ロシア占領下のウクライナ南部クリミア半島セバストポリで同日、ロシア黒海艦隊司令部の付近に無人機が飛来し、ロシア側の対空兵器で撃墜されたと報じた。無人機が墜落した司令部の屋根が焼けたが、けが人はなかったという。無人機を飛ばしたのが誰なのかは明らかになっていない。

 タス通信によると、艦隊司令部の周辺はこの影響で封鎖された。また、ロシアの支配下で「市長」を務める人物はSNSへの投稿で、できる限り自宅にとどまるよう呼びかけた。黒海艦隊の司令部付近では7月31日にも無人機が発射したとみられる物体が爆発し、6人が負傷している。

 ウクライナでは各地で激しい戦闘が続いている。東部ドネツク州では19日、砲撃により、バフムートで4人が犠牲になるなど州全体で計7人が死亡し、13人が負傷した。キリレンコ州知事はSNSに「ロシアが市民を殺害した」と記した。

 20日未明には北東部の都市…

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