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防衛省、金額示さぬ「事項要求」100項目超 長射程ミサイル運用も

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成沢解語
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 防衛省は来年度予算案の概算要求で、今年度予算比で約4千億円増となる5兆5千億円超とは別に、要求金額を示さない「事項要求」を100項目以上盛り込む方向で調整に入った。政府関係者への取材でわかった。事項要求には「敵基地攻撃能力(反撃能力)」があると見込まれ、射程が長い「スタンド・オフ・ミサイル」の運用も含められる。岸田政権は防衛費の大幅増を目指しており、年末に決まる新たな防衛戦略の内容次第で巨額化する可能性がある。

 事項要求は、大まかな予算を要求する概算要求で、例外的に金額を定めず項目のみを盛り込むことが認められたもの。政府は2023年度の予算で、防衛や少子化対策などを対象とすると決めていた。

 防衛費をめぐっては自民党が国内総生産(GDP)比で現在の約1%から2%以上とすることも念頭に、5年以内に抜本的強化する方針を打ち出している。岸田文雄首相も「相当な増額」を表明している。

 政府関係者によると、防衛省…

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