母校とライバル校が甲子園決勝で対決 大越基さん「こんなことが…」

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編集委員・稲崎航一
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 3回目の決勝に進んだ仙台育英が東北の悲願を遂げるのか。

 勢いに乗る下関国際が勝るのか。

 第104回全国高校野球選手権大会決勝は22日、阪神甲子園球場で行われる。

 33年前の第71回大会。仙台育英のエースとして準優勝し、いまは山口・早鞆(はやとも)高で監督を務める大越基(もとい)さん(51)に話を聞いた。

     ◇

 仙台育英に続き、下関国際の決勝進出が決まり、数時間後、電話の向こうの声は弾んでいた。

 「育英と国際さん、どちらも…

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    稲崎航一
    (朝日新聞大阪スポーツ部長)
    2022年8月22日7時34分 投稿
    【視点】

    過去何度も取材を受けたからかもしれませんが、大越さんが試合の細部まで覚えていたことに驚きました。 両チーム無得点が続いた決勝の心境を聞くと、「みんな打てない。俺が打つしかない」と思っていたそうです。実際大越さんは3安打を放っています。