夏の甲子園、4年ぶりに雨天順延なし 昨夏は過去最多7度の順延

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(22日、第104回全国高校野球選手権大会決勝 仙台育英8-1下関国際)

 ◎…仙台育英は左腕、斎藤蓉の丁寧な投球が流れを引き寄せた。140キロ前後の直球とスライダーを散らして四回までわずか1安打。斎藤陽の適時打で1点を先行した直後の五回は、四球と安打で無死一、二塁を招いたが、投前へのバントを処理して三塁フォースアウトにし、ピンチの芽を摘んだ。その裏、橋本、山田の連続適時打で2点を加えた。下関国際はエース古賀が力強い速球を軸に序盤は互角に投げ合った。3点を追う展開で仲井に継投したが、流れを変えられず、終盤に突き放された。

 ▼雨天順延なし 第100回(2018年)以来4年ぶりに雨天順延がなく、予定の14日間(休養日を除く)で全日程を終了した。第103回(21年)は悪天候の影響で過去最多の7度の順延(一部順延を含む)があった。

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