選択的夫婦別姓制度に関する政府の世論調査で、質問内容の大幅な変更を提案する法務省が内閣府からの修正や削除の求めに「保守派との関係でもたない」などと拒否した問題で、共産党の小池晃書記局長は22日の記者会見で、「全面的に解明されるべき問題。国会での追及を強めたい」と述べた。
世論調査は今年3月に公表された。前回調査では別姓制度の導入賛成が過去最高だったが、今回は一転して過去最低となった。質問内容が変わり、結果に影響を与えた可能性が指摘されてきた。小池氏は「政治家の関与があったのは十分想像できる。経年的変化を追えなくなるような変更をやること自体、全くナンセンスだ」と批判した。
小池氏は2020年11月の…

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