トランプ氏、700ページ超の機密文書を自宅に保管 今年1月に返却

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ワシントン=高野遼
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 米国のトランプ前大統領が退任時に機密文書を自宅に持ち帰った疑惑をめぐり、今年1月にトランプ氏側が米国立公文書記録管理局(NARA)に返還した15箱分の文書のなかに、700ページ超の機密文書が含まれていたことが判明した。NARAが23日に開示した書簡で明らかにした。

 退任から1年後に大量の機密文書が見つかった事実を米連邦捜査局(FBI)が重く見たことで、今月8日の家宅捜索につながったとみられる。

 トランプ氏は昨年1月の大統領退任時に文書類を自宅に持ち帰っていたが、NARAの指摘を受けて今年1月に15箱分を返還した。この中に「機密」指定された100以上の文書が見つかった。分量は計700ページ以上にのぼり、「最高機密(トップシークレット)」も含まれていたという。

 NARAは、今年5月10日にトランプ氏側に送った4ページの書簡を開示した。

 書簡によると、NARAが…

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    藤田直央
    (朝日新聞編集委員=政治、外交、憲法)
    2022年8月24日12時59分 投稿
    【視点】

    米国では大統領が辞めると、在任中に保有した公文書は連邦政府のものになります。その公文書は各大統領がつくる図書館に置かれますが、それらの図書館が米国立公文書館の傘下に入ることで、機密管理や開示判断が公的に担保されます。  ところがトラン

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    沢村亙
    (朝日新聞論説主幹代理=国際政治・社会)
    2022年8月24日14時20分 投稿
    【視点】

    藤田編集委員のコメントのとおり、米国では大統領記録法により、在任中に大統領が保有した文書は手書きメモや書簡、写真も含め、退任時に提出が求められ、公共の財産として国立公文書館の管理下に移る。後に、歴代大統領を記念して建てられる図書館に置かれる