コロナの妊婦「自分以上に赤ちゃんが心配」 専用病棟、京都市に開設
吉備彩日
京都市の産婦人科病院が、新型コロナウイルスに感染した「陽性妊婦」専用の病棟を開いた。第7波の終わりが見えず、医療が逼迫(ひっぱく)する中で、取り残される妊婦や赤ちゃんを助けるべく、支援の態勢を整えた。
京都市にある足立病院。
10日間入院した臨月の女性(31)は、「医療崩壊で自宅療養せざるを得ない人もいる中で、『おいで』と言ってくれる場所があってよかった」と話した。府内に里帰り中、幼いこどもとともに新型コロナに感染した。足立病院の小児科で子どもも診療してもらい、今は親子とも回復した。「(感染で)早産するのではと不安だったが、毎日心音を確認してもらえたので安心だった」という。
同病院が今月8日に開設した…
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