第16回日本一のストーンサークル 世界遺産登録で県道による「分断」解消へ

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編集委員・宮代栄一
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世界遺産 縄文遺跡をゆく⑯ 大湯環状列石

 大湯環状列石は秋田市から車で約2時間。大湯川と豊真木沢川の浸食によって形成された全長5・6キロの中通台地の中ほどにある。青森市三内丸山遺跡などと並んで、日本で四つしかない縄文時代の国特別史跡の一つだ。

 遺跡が見つかったのは1931年のこと。耕地整理中に列石の一部が見つかった。しかし、社会の情勢不安などで発掘調査ができない状況だったことから、遺跡はそのまま保全される。戦後間もない1946年に朝日新聞社の援助を受けて行われた発掘が雑誌『科学朝日』で紹介され、有名になった。

 遺跡は二つの遺構から構成されている。

 遺跡の中央を横切る県道をは…

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連載世界遺産 縄文遺跡をゆく(全16回)

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