消費者庁の霊感商法検討会、29日に初会合 委員に紀藤正樹弁護士ら

寺田実穂子
[PR]

 河野太郎消費者相は26日の閣議後会見で、霊感商法対策を話し合う消費者庁の有識者検討会の初会合を29日に開くと明らかにした。委員には、全国霊感商法対策弁護士連絡会で世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の被害者救済に取り組んできた紀藤正樹弁護士や、カルト問題に詳しい西田公昭立正大学教授ら8人が選ばれた。

 河野消費者相は「霊感商法などに関する消費者庁のこれまでの対応をしっかりと検証して頂いて、被害の未然防止、被害の救済、事業者への対応について最近の動向を踏まえて議論して頂きたい。スピード感をもってやっていただきたい」と話した。

 検討会は、霊感商法や開運商法全般への対策を議論するほか、これまでの消費者庁の取り組みが適切だったかを検証する。

 政府はこの検討会とは別に、法務省警察庁、消費者庁などが参加する「旧統一教会」の問題を話し合う関係省庁連絡会議を設置している。消費者庁の検討会の議論は、この会議にも報告される予定だ。(寺田実穂子)

       ◇

消費者庁の検討会の委員は次の通り。(敬称略)

河上正二  東京大学名誉教授、青山学院大学客員教授 ※座長

菅野志桜里 弁護士(一般社団法人国際人道プラットフォーム代表理事)

紀藤正樹  弁護士(リンク総合法律事務所所長)

田浦道子  消費生活相談員(相模原市消費生活総合センター)

西田公昭  立正大学教授

宮下修一  中央大学教授

山田昭典  独立行政法人国民生活センター理事長

芳野直子  日本弁護士連合会副会長

旧統一教会問題

旧統一教会問題

2022年7月8日に起きた安倍晋三元首相銃撃事件をきっかけに、旧統一教会の問題に注目が集まっています。特集ページはこちら。[記事一覧へ]