余興で社員に侮辱賞状 「パワハラで自殺」訴えた遺族と会社が和解

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土肥修一
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 青森県八戸市の住宅会社に勤めていた40代の男性が、侮辱する賞状のような文書を渡されるなどのパワーハラスメント過重労働によって自殺したとして、妻ら遺族3人が会社側に損害賠償を求めた訴訟で、和解が成立した。遺族の代理人弁護士が26日、県庁で記者会見して明らかにした。

 代理人弁護士によると、和解は23日付で、原告側が26日に訴えを取り下げた。和解条件として、勤務先の「ハシモトホーム」側が、パワハラ長時間労働が自殺の原因と認めて謝罪し、慰謝料を支払うことや、パワハラやサービス残業の実態を外部の有識者でつくる委員会で調査し、結果や再発防止策を報告することなどで合意したという。

 妻は代理人弁護士を通じ、「かけがえのない命が失われ、子どもたちの父親はもう戻ってきません。今後は社員の命を大切にする会社に変わってほしいと願っています」とのコメントを出した。

 訴状などによると、男性は2011年に中途入社。賞状のような文書は、18年1月の新年会で上司が企画した「余興」として男性に渡され、「貴方は、今まで大した成績を残さず、あーあって感じ」などと侮辱する内容が記されていた。

 遺品のスマートフォンには…

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