不登校の長女はあの日、大人になった 五味太郎さんから子どもたちへ

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田渕紫織
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 夏休み明けは、学校に行くのが苦しくなる子どもが多くいます。絵本作家の五味太郎さんは、長女が不登校になり、夏休み明けに学校に行かなくなったとき、大きな成長を感じたといいます。「学校に行っても行かなくても、どちらにしても大変かもしれないけど」と前置きして送るメッセージとは。

夏休み明けに「気づいてしまった」時

 ――夏休みの終わりや9月は、学校に行くのが苦しくなる子がいます。

 コロナ禍で、授業も仕事もリモートでもいいという選択肢がせっかくできたのに、戻そう戻そうという力が働くんだよね。

 俺から見ると不思議で、なんでそんなに無駄でマイナスなエネルギーを使わされているのかな、と思う。

 何十年も前からゴールデンウィークや夏休み明けに「学校に行きたくない」と訴える子どもはたくさんいるのに、国としての反応が本当に鈍いと思う。

 ――五味さんの娘さんも不登校だったとお聞きしました。

 そうそう。夏休み明けに、高…

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    太田泉生
    (朝日新聞コンテンツ編成本部次長=人権)
    2022年8月29日23時49分 投稿
    【視点】

    しみじみ、いい記事でした。 私が不登校になったのは、今から33年前の9月1日のこと。 当時小学校6年、12歳。人生終わりみたいな、大げさですが、本当にそんな感じがしました。 そのまま中学校も高校も行かなかったので、一生の付き合

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    田中宝紀
    (NPO法人青少年自立援助センター)
    2022年8月29日9時31分 投稿
    【視点】

    私自身は不登校ではありませんでしたが、五味さんの言葉に、高校1年の終わりに退学届けを出した日のことがよみがえってきました。「どっちに転んでもしんどい部分はある、ということ。学校を休み続けても、行き続けても。」の言葉はその通りで、学校に行かな

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