裁判所で「異議あり!」体験 謎解きゲーム企画、4つの事件に挑め

徳永猛城
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 法律の役割や重要性を考える「法の日」の10月1日、京都市中京区京都地裁の大法廷や京都弁護士会館を舞台にした謎解きゲーム「ナゾトキ弁護士の事件ノート」が開催される。実際の裁判官や検察官も登場する謎解きで、「法曹の世界を身近に感じてほしい」という。

 地裁・家裁、地検、法務局、法テラス、弁護士会の京都法曹界が連携して企画した。参加者は弁護士役として、遺言暗号解読事件など四つの事件に挑む。傷害事件では、アリバイがあると訴える依頼者の身柄を釈放できるよう謎解きをする。

 この企画は、数々の謎解きゲームを考案してきたプロが制作。京都の法曹関係者たちが監修した。小学生以上が対象で、京都弁護士会館からスタートし、ラストは地裁の大法廷に入って裁判官席に座ったり、証言台の前に立ったりできる。準備を進めてきた福山勝紀弁護士は「間違いなく楽しい」と話している。

 申し込みは9月1日から。専用フォーム(https://forms.gle/B7AK5BnkX8ANb7Ja9別ウインドウで開きます)から、希望する時間帯を選んで申し込む。先着順で、定員は300人程度。問い合わせは京都弁護士会(075・231・2378)。(徳永猛城)

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