はや冬の足音 乗鞍岳の畳平で初霜と初氷を観測、昨年よりさらに早く

山下周平
[PR]

 岐阜・長野県境の北アルプス乗鞍岳の畳平(2702メートル)で29日、初霜と初氷が同時に観測された。昨年も同じ日に観測され、過去10年で最も早い9月7日の観測だったが、今年はさらに早まった。

 乗鞍スカイライン管理事務所によると、29日午前6時ごろ、道路パトロール員が鶴ケ池周辺で、高さ2センチの霜柱と厚さ2ミリの氷を観測したという。初霜は過去10年の平均観測日から23日早く、初氷は28日も早かった。事務所の担当者は「まだ紅葉も始まっていない。季節外れの冷え込みだった」と話した。(山下周平)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません