タワー型の回転ゴンドラ、扉開いたまま運転 富士急ハイランドでミス

吉沢龍彦
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 遊園地の富士急ハイランド富士吉田市)は、8月31日に家族向けのアトラクション「ハロルドのスカイパトロール」のゴンドラの扉を係員が閉め忘れ、開いたままの状態で運転するミスがあったと発表した。このアトラクションの営業を当面見合わせ、「設備点検や営業マニュアルの再確認を行う」としている。

 同社によると、「スカイパトロール」はタワー型の回転ゴンドラで、当時ゴンドラには親子2人が乗っていた。家族が気づいてスタッフに連絡し、係員が運転を止めて親子を降ろしたという。

 同社では昨年、宙返りコースター利用客の負傷が相次いだことを受けて、安全対策の「総点検」を実施。大観覧車のゴンドラの扉を閉め忘れる事案もあり、施錠方法についても改善を進めたが、「スカイパトロール」は変更の対象に含まれていなかったという。(吉沢龍彦)

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