旧統一教会の名称変更後「同一と思わず」 接点ありと回答の元閣僚ら
「世界平和統一家庭連合」(旧統一教会)と政治家の関係の実態はどうなっているのか。国会議員だけでなく、知事や都道府県議も含めた全国約3千人へのアンケートの回答から、その規模や広がりが数字で浮かび上がってきた。教団側との接点をめぐり、名称変更が政治家に影響していた事実も見えてきた。
教団は2015年に名称が「統一教会」から「世界平和統一家庭連合」へと変更された。これが霊感商法などが社会問題化した教団の「正体隠しにつながったのではないか」との見方が出ている。アンケートで、教団や関連団体と接点を持つに至った理由の中に、名称変更の影響があるかどうかを尋ねたところ、あると答えたのは78人、「わからない」は124人だった。
国会議員は17人が影響したと答え、政党別では、自民14人▽維新1人▽無所属2人。都道府県議は61人が影響を認め、自民49人▽立憲2人▽公明1人▽維新1人▽その他1人▽無所属7人だった。
「名称違うので…」と釈明次々
名称変更をめぐっては、文化…