「また明日」の電話の翌日、順子は殺された 解決願い、破った約束

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遠藤美波
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 「緊張するよね」

 1992年の秋、上智大学推薦入試の会場。大分から上京し、面接試験に呼ばれるのを待つ間、隣にいた受験生にそう話しかけると不思議そうに返された。

 「ご出身はどちら?」

 方言が出ていたかな、と思わず笑った。それが、順子との出会いだった。

「割って入れない」仲の良さ

 推薦には落ちて再挑戦した一般入試の会場でも、入学式でも順子と再会し、合格を喜び合った。面接会場で一緒だったもう1人を加えた女子大学生の3人は、他の友人から「割って入れない」と言われるほど、仲が良かった。

 社会に何かを訴える仕事がしたいと、順子はジャーナリストを目指していた。「きょうはサボっちゃおうよ」と誘っても、順子は真面目に授業に出席した。そして、米シアトル大の交換留学の切符をつかみ取った。

夢をかなえるため、留学を目前に控えた女子大生。見送るはずだった親友のもとに、1本の電話がかかります。事件から26年。今も消えない思いを明かしました。

 出国は、4年生だった96年…

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