第4回ロシア行きバス、拒めば「死体で残れ」 ノーベル平和賞候補の嘆き

有料記事ウクライナ情勢

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 ロシアのウクライナ侵攻後、多くの難民が西部や欧州に避難する一方、侵略した側のロシアにも向かいました。

 なぜなのでしょうか。

 隣国の侵攻に突き進んだプーチン大統領を生んだロシアは、「欧州」とは異質な世界なのでしょうか。

 ロシアで難民や移民を助ける「市民支援委員会」のトップで、ノーベル平和賞の有力候補にもなったロシアの人権活動家スベトラーナ・ガヌシュキナ氏に聞きました。(本文中のデータはいずれも6月28日時点)

【連載】「侵略者」の国に逃れて ロシアのウクライナ難民

ロシアによるウクライナ侵攻が始まって半年以上が過ぎました。多くの人が国外に逃れるなか、ロシアに逃れた人は350万人を超えるとみられています。なぜ、祖国を侵略する国に逃げたのか。ロシアでどんな暮らしをしているのか。モスクワに住むウクライナ難民や、支援者たちに話を聞きました。

 ――なぜ戦火を逃れる場所として、多くのウクライナ難民がロシアを選んだのでしょうか。

 「紛争の開始当初は、多くの人がウクライナ西部に避難できました。でも全員ではありません。戦争がこんなにひどくならないでほしいと願った人も多かったのです」

 「(戦争が激化し)しばらくして1本の道ができました。ロシアへ向かう道です。(ウクライナ西部などへの避難路が確保できない中で)こんな避難が自由意思と呼べるのでしょうか」

プロパガンダ信じ、ロシアに来る人も

 「人々は攻撃を逃れ、長く地…

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    駒木明義
    (朝日新聞論説委員=ロシア、国際関係)
    2022年9月12日14時58分 投稿
    【視点】

    エリツィン大統領を「チェチェン戦争を始め、こんな後継者(プーチン)を与えた」と批判し、自由を与えたのは実際にはゴルバチョフ氏だというガヌシュキナ氏の見解にはうなずけるものがあります。しかし今、これに同意するロシア人は少ないでしょう。 プー